私の頭の中

オタク初心者。ある日木兎光太郎を見たら雷が落ちたのでブログを作りました

2.5超初心者が初めてハイステを観に行った

黒いニットのロングワンピースに細いワイン色のベルトをあわせる。
赤と黒、今日の私は音駒の女よ。

そんな馬鹿なことを思いながら厚手のコートを羽織り、
初めてハイステを見に行った。



音駒の女の気分で移動、会場にはお洒落をした女の子たちがたくさん。

彼女たちを見て2.5次元の会場にきたんだなとあらためて確信。


席についたのは開演8分前くらい、結構ぎりぎり。

ステージの上にはひとつのバレーボール。

あ、本当にハイステを見に来たんだなとますます実感がわく。



舞台も2.5次元も超初心者なので気のきいたコメントは言えないけど、超初心者の視点で書く。

とりあえず、すごくよかった!!


1回しか観ていなくて記憶がかなり曖昧なところもあるので私が泣いた2場面のお話のみ書きます。



1.開演直後、冒頭

開演直後、記憶が曖昧なのだけど、「ハッ ハッ 」でキャストの動きに目を釘付けにされた。

動作が速くなったり遅くなったり、舞台いっぱいにキャストがちらばったり一ヵ所にまとまったり、とにかく目まぐるしい。


なんじゃこの圧、圧がすごい。目をはなしてはいけない圧がすごい。


いつも映画でも舞台でもちらちら腕時計を見てしまうけど全然見る余裕がない、時間を見て現実に戻ってはいけない。

そう思っていると涙が出て、いつの間にか舞台上に姿を見せる全国の猛者たち。



特に下手の上の方?2階?でボールを持っている片手をつきだしながら立っている宮は、その姿だけで強い、ただ者ではないという説得力を持っているなあと思った。
雰囲気が猛者のそれ。

思いっきり下手側に座っていたため、宮を横から見上げる形で見たので余計そう思ったのかも。


正直に言うと、個人的に宮に対してはキャラとしてそこまで好きという感情はわかないんだけど舞台上の彼のたたずまいだけで悔しいけどすごい…と認めざるをえませんでした。

(結局佐久早のブロマイドをお買い上げ、彼は本当にスタイル良し男だったよね)



そして、みんなの「~3度のボレーで攻撃へと繋ぐ球技である」。


初めて聞いたけどそろえられた声に心をグッとつかまれた。
最序盤から本当に圧倒された。



2.一幕の最後

一幕の最後、日向と影山が雪の中を二人で走る場面。


私はハイキューの魅力のひとつは当人には当たり前の日常だったり特別なことではないのだけど、他者から見たら懐かしさとか羨ましさとかを覚えるようなさりげない青春感にあると思っている。


漫画だしフィクションなんだけど妙な生々しさ、現実にいそう感があるからかそういうように感じる。

例えば私の場合、自分だけでなく身近な人でも「3年の冬まで部活をする高校生活」をおくっていた人はいないので、それを見るだけでこういう青春もあるんだなあと心揺さぶられてしまう。


この場面は、私の中でまさにこれにあてはまる。


ふたりはがむしゃらに雪が舞う中、走っている。

青春をひしひしと感じてまた涙があふれた。

がんばれ。今は大変かもしれないけど、がんばれ。
そう強く思った。





そう、観るまであまり知らなかったんだけど、ハイステはメインのメンバーがアンサンブルさんのような働きもするから推しがいる方は本当に目が離せないだろうなあ。

本当に目が足りない!状態になる。


大勢の人が一斉に動いて一緒に何かをしているのを見るのが大好物な自分には、わりと最適の舞台なのかなと思った。

次回もみたいなあ。


会場で東京の陣のDVDも買ったんだけど、買ってからほぼ毎日見ている。
これもまた泣いた。

「~3度のボレーで~球技である」を聞くと毎回、胸が熱くなるのだ…



本日はこの辺で失礼。

ちなみにハイステを観た後に友人(ハイステは知らないけど原作は読んだことあるらしい)に会って、彼女が好きそうなキャラのブロマイドを勝手にお土産として渡した。

友人は普通に笑ってた。

音駒好きって言っていたから今日の私は音駒コーデだから!と伝えたらまた笑ってた。

平和です。